FC2ブログ
人生はいつ見ても波乱万丈。「東大ダイレクト」塾長にして文理開成高校理事長の四方山話。
スポンサーサイト
-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告 | | | ∧top | under∨
日本の将来を考える視点
2014-03-31 Mon 18:26
私は銀行員としてのバックグラウンドがあるので、教育に限らず、金融や経済にも関心があります。
先日、世界的に著名な投資家であるジム・ロジャース氏が日本経済についてこんなコメントをしている記事を目にしました。平成25年度を終えるにあたり、今日はこの記事を紹介したいと思います。

「20年後から現在を振り返った時、安倍首相という人物は、日本経済を破壊するとどめを刺した張本人として語られているに違いありません。日本人は早くそのことに気づくべきではないでしょうか。」

彼によれば、アベノミクスは日本にとって致命傷となる劇薬であり、日本社会を根底から破壊する可能性がある政策だというのです。

人口の減少、急速な高齢化、そういった根本的な社会問題に対して「移民受け入れ」等の抜本的な対応策を講じることなく、貨幣を増刷し、円安に誘導し、マーケットを一時的に活性化させる一方で、消費税や社会保険料を上げ、さらに無駄な社会資本整備に邁進する政策こそがアベノミクスであり、それは、日本国民の生活にとってメリットよりもデメリットの方が大きいと主張しています。

ロジャース氏のメッセージは、政治が大切にするべきは、国民生活を豊かにすることであって、その逆ではないだろう、ということだと理解しました。

岐路に立っている日本社会。

その一つの視座として、参考になる記事を紹介しますので、ぜひともご一読ください。

↓↓↓(↓をクリックしてください)
ジム・ロジャース氏インタビュー 「日本経済に何が起きるのか、教えましょう」
スポンサーサイト
別窓 | 雑感 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨
高校生はスポーツか?勉強か?
2014-03-24 Mon 21:17
高校の理事長になって、思うことが色々ありますが、なかでも、スポーツ部活については結構考えさせられることがあります。

たとえば、地方の高校では、市レベルや県レベルの競技大会で上位入賞した中学生をスポーツ特待生として学費を優遇して入学させることがあります。

これは、高校として、部活を盛んにすること、ひいては知名度を上げ、少子化の時代に生徒募集につなげることも視野に入っていると思われます。

好きで得意なスポーツを高校でも続けることができて、学費も優遇してくれるなら、生徒にとっても決してわるい制度ではないと思われる方も多いことでしょう。

でも、私は本当にそうなのか、と思うのです。

高校生といえば、思春期ど真ん中です。気持ちも揺らぎます。人間関係でも悩みます。あれこれ考えたくもなります。

そういうときに、これまで続けてきた部活を突然やめたくなる高校生が出てきても決して驚くことではないでしょう。

でも、そのとき、高校生はきびしい現実に直面することになります。

「先生、オレ、部活やめたいんですけど。。。」

「なに、本当か?オマエ、本当にそう思っているのか?」

「ええ。色々と考えたんですけど、これからの高校生活はもっと別なことに挑戦してみたいと思います」

「なんだと!オマエ、それ、許されると思っているのか?」

「え、どういうことですか?」

「オマエはスポーツ特待で入学させてもらったんだろ?部活続けるからという約束で学費だって優遇してもらってきたんだろ?それを今さらやめます、なんて都合のいいことが許されると思っているのか!」

「・・・・・・・」

「どうしてもスポーツやめたいなら、これまでの学費を全部払ってもらうからな。それがオマエの家庭で可能なのか?どうなんだ?」

「・・・・・・・」

こういった感じのやりとりがあり、結局、生徒はやめたくてもやめられない、いわゆる「部活奴隷」としての高校生活を送らざるを得なくなるのです。

文武両道、といえば聞こえはいいですが、これでは、生徒の自由を縛ってしまっているわけで、教育として決して褒められるものではないと思います。

学校は何のために存在するのか?

その答えは色々あるでしょう。

でも、私は、その一番大切な答えは、あくまでも「勉学」だと信じています。

どんな理由があるにせよ、学校である以上、学業を疎かにしてはならないと考えています。

もちろん、スポーツや部活も大切な活動です。

でも、それらは決して「勉学」よりも先に来ることはないのです。

生徒たちをスポーツに熱中させ、盛り上げるだけ盛り上げて、果たしてそこから何人の生徒が、卒業後、その競技で生活していけるというのでしょう。甲子園に出場する高校球児たちの何人がプロ野球選手として十分に生活していけるというのでしょう。

他方、勉学を積むことは、生徒たちの将来を切り拓く知恵を身に付けることになります。

このことを真摯に考えず、生徒たちを部活に駆り立て、部活をやめられないようにしている学校があるとすれば、それは本当に無責任な学校だと私は思います。

私は学校を考えるとき、生徒たちの「本当の幸せ」だけは見失わないようにしたいと思います。

(ちなみに、私の学校では、スポーツ特待制度は廃止にいたしました)
(学業成績による特待制度は存続させています)




別窓 | 雑感 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨
東大合格者誕生!
2014-03-17 Mon 18:18
昨年から理事長として学校再建に取り組んでいる文理開成高校から、史上初の東大合格者が誕生しました。

彼は、地元の中学をトップで卒業し、特待生として当校に入学した生徒です。

現役のときは、主として医学部を受験、自治医科大学に合格を果たしたのですが、入学をせず、敢えて浪人を選んだという秀才。浪人中、様々なことを感じ、考えた結果、東大理科2類の受験となりました。

学校が経営崩壊となり、解散の危機に瀕していたときの3年生です。

彼との最初の遭遇は今でも忘れません。

私が新経営陣として学校に足を踏み入れたのは2013年1月中旬でした。そのとき、3年生はもう「受験モード」で学校には殆ど来ていませんでしたが、数人だけは、学校の教室で自主的に最期の「追い込み」をしており、そのなかに彼の姿もありました。

私が、「学校がオトナの事情で色々と大変なことになっているなかで、勉強頑張っているね。エライね。」と声を掛けたところ、彼は「いや、自分は今、自分のやるべきことをやるだけですから」と静かに、しかしハッキリと言い切ったのでした。

私は彼のその一言に、メッセージを感じました。

それは

「生徒は生徒の本分を頑張っているんだ。大人は大人の本分をしっかりやってくれよ!頼むよ!」

というメッセージでした。

一日も早く、彼を含め、卒業生たち全員に安心してもらえるような学校にしたい!

そんな気持ちで私は学校再建に向けて今日も取り組みます。
別窓 | 雑感 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨
卒業式のスピーチ
2014-03-10 Mon 21:29
「今さら」と思う方も沢山おられると思いますが、毎年、卒業式で祝辞を考える私にとって、この方のこのスピーチは、本当にスゴイと感動します!
もう何回、このスピーチで勇気を貰ったか分かりません。
Steve、本当にありがとう!
いつか、僕もあなたのような人々に勇気と感動を与えるスピーチを贈れる人間になりたいと思います。
↓ここをクリック↓
Steve Jobs スタンフォード大学卒業式でのスピーチ(ユーチューブ動画)
別窓 | 雑感 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨
卒業式
2014-03-04 Tue 18:10
本日、私が理事長を務める文理開成高校(千葉県鴨川市)の卒業式でした。

昨年1月に理事長に就任してから2回目の卒業式。

今年から、全日制と通信制の合同で卒業式を挙行しました。

昨年に続き、祝辞を贈りました。

昨年よりもシンプルに、いいたいこと、伝えたいことをまとめました。

卒業生たちに上手に伝わっているとよいのですが。。。

=====================

めでたく卒業を迎えた生徒の皆さん、本当におめでとうございます。
また保護者の皆さん、本当におめでとうございます。
心からお祝いします。

さて、このめでたい門出にあたり、私から皆さんへの祝辞として、これからたった1つだけメッセージを伝えたいと思います。

それは、「自ら考え、自ら行動し、自らの人生を切り拓いてほしい」ということです。これは、当校の教育目標に他なりません。ぜひそれを継続してもらいたいのです。

今、世界の情勢は非常に難しい状態が続いています。米国は昔ほど外交に熱心ではなくなったように見受けられますし、欧州もギリシャやスペイン、イタリアといった火種を抱えています。また世界第2位の経済大国になった中国も、近隣の領土、領海に対し露骨な興味を示したり、貧富の差の拡大やPM2.5の公害問題等により社会的な不安が大きくなっています。そのなかで、ソチのオリンピックが無事に開催され、閉幕したことは明るいニュースでしたが、その直後にウクライナでは政変が起こり、ロシアや欧米を巻き込んだ緊張があっという間に高まっています。また北朝鮮の動向も懸念されるところです。わが国も、人口減少の時代に突入し、大きな政府債務を抱え、これまでの延長線上には未来を描くことができないのは明らかです。

要するに、全てが流動的であり、変化を余儀なくされているということです。

そういう社会に皆さんはこれから船出することになります。

その船出に必要なものは何か?

それこそ、「自ら考え、自ら行動すること」なのです。

そのためには、たくさん学ばねばなりません。

たくさん学ぶことで、考える力を鍛えねばなりません。

そして、「知性」を身に付けてほしいと思います。

「知性」こそが、これからの皆さんを支える武器なのです。

ドイツの初代宰相ビスマルクは、このようにいっています。
「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」と。

これまで人類が後世に伝えてきた「知」をぜひ学んでほしいと思います。

世界各国で古典と言われる名作や歴史書を、学び、自らの血と肉にしてもらいたいのです。

そして、社会の皮相的な世論に流されることなく、自分の頭で考え、行動してもらいたいのです。

私は、皆さんが真の「知性主義者」として社会で活躍されることを切に願っております。

以上、私からの祝辞とさせて頂きます。

本日は本当におめでとうございます。

平成二十六年三月四日

文理開成高等学校 理事長 鈴木 淳
別窓 | 体験談 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨
| 「東大ダイレクト」塾長の「愉しき人生山アリ谷アリ」 |

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。