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人生はいつ見ても波乱万丈。「東大ダイレクト」塾長にして文理開成高校理事長の四方山話。
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なぜ東大を目指すのか?
2014-06-11 Wed 15:33
私が理事長を務める千葉県鴨川市の文理開成高校には、現役東大生のボランティアたちが毎週生徒たちの勉強を見てくれています。

その関係で、私も彼らとよく雑談するのですが、先日、こういう話をしてくれた東大生がいました。

「生徒たちから、どうして東大を選んだの?って質問されることが多いんですが、正直、答えに困るんですよね」

「え、どういうこと?」と私。

「ま、分かりません、とストレートに答えるのも何なんで、「官僚になって国の舵取りをしていきたいと考えたから」とか「司法試験に合格して裁判官として社会に貢献したいから」とか、それを答えたらあまりにも当たり前過ぎて、もうそれ以上突っ込まれないだろうというような返事はするんですけど、それが本心かと言うとそうではないように思うんですよ。」

「ふーん」

たいていの東大生は「受験エリート」です。ほぼ全ての質問や問いに対して、相手が期待するであろう回答を見つける能力については天下一品。こんな受け答えは、ま、朝飯前だろうと思います。
(しかし、既に「霞が関文章」の臭いがプンプンしますね。。。)

私は彼の最後のコメントがどうしても引っかかったので、突っ込むことにしました。

「じゃ、本心ってなに?東大を選んだホントの理由って?」

「いや、これ、マジ情けないことかもしれないんで生徒たちには言えないんですけど、ホントの理由ってのは、「選択をしなくて済む大学だから」ってことなんだと思うんですよ。

ほら、他の大学に入学すると、就職なんか、最初から諦めなきゃいけないことが出てくるじゃないですか。たとえば、私立大学に行けば、やっぱり、「霞が関」を目指す場合は、東大卒に比べれば、ハンディになる可能性が出てくるので、官僚はムリだろうとか。。。」

「・・・・」

「でも、東大を卒業すれば、基本的にどこの会社や組織に入社するにしても、ハンディになることはないですよね。

幸い幼少から勉強はできたし、東大を目指せる高校にもいたので、じゃ東大を目指すか!みたいな感じですかね。」

「・・・・」

「やっぱり、こんな回答をしたら、相手はかなりドン引きするだろうな、と思うから、なかなかホンネは言えないんですよね。。」

彼が言っていることは、

将来、社会人としてどんな仕事に就くか?

どのように社会に貢献したいのか?

どのように稼ぎたいのか?

自分は何に向いているのか?

自分は何が好きで、何が嫌いなのか?

自分は何が得意で、何が苦手なのか?

こういった大切な質問と真正面から向き合うことを避けるための選択肢としての東大合格だ、ということです。

最後にその東大生はこういうコメントを残してくれました。

「でも、こういう理由で東大を選択した東大生って、僕だけじゃなくて、結構多いと思いますよ。絶対に半分以上はそうなんじゃないかな。」

私にとっては、わが国の高校教育に奉職する身として、東大を頂点とする受験ヒエラルキーから一日も早く抜け出さないとマズイことになる、と改めて痛感した出来事でした。

私は彼にこうきっぱりと言いました。

「生徒には、君のその本当の理由を答えてやってほしい。そして、その本当の理由について君が「情けないかも」と感じていることも正直にそのまま伝えてあげてほしい。生徒に「ヨソ行き」の回答だけはしないでほしい。ありのままの君を素直にさらしてくれればそれでいいよ。生徒はそこから何かを感じるはずだから。」

教育の現場はやっぱり楽しいです!
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映画「アナと雪の女王」
2014-06-05 Thu 18:12
先日、ロングラン大ヒット中のディズニー映画「アナと雪の女王(原題:Frozen)」を観に映画館に行きました。

大ヒットしている歌も素晴らしいですが、ストーリーが(主として子ども向けに)ヒットする基本中の基本をしっかり押さえている点で、ある意味、ディズニーらしい、「王道」を行く映画だと感じました。

その「基本中の基本」とは何か、ということですが、日本語で言うところの「起・承・転・結」ということでしょうか。

せっかくの米国映画なので、あちら風にアレンジしてみると、

1.Initiation(イニシエーション:別れ、旅立ち)
2.Hardships(苦難)
3.Growth(成長)
4.Return(帰還)

という感じですかね。

この4つのステップが教科書通りにキッチリと踏まれていたのが、「アナと雪の女王」でした。

その上で、ステキな音楽、緻密なアニメーション、そして、ディズニーお得意のfunnyな「物の怪(今回は雪だるま)」が加わり、全体の展開を盛り上げる構図ですね。

大ヒットも当然の帰結かと思います。

ちなみに、上で紹介した「4つのステップ」ですが、主として子供向けに大ヒットした映画では、ほぼ100%近く使われている手法だと思いますので、興味のある方はぜひとも検証してみてください。
スターウォーズや指輪物語なんかは、完璧に当てはまると思いますが、どうでしょうか?

映画のオフィシャル紹介動画
「アナと雪の女王」

「Let It Go(松たか子)」

Let It Go (by Idina Menzel)
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