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人生はいつ見ても波乱万丈。「東大ダイレクト」塾長にして文理開成高校理事長の四方山話。
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小学校、中学校、高校生活で「自ら考え、行動する」ことの大切さとは?
2014-01-24 Fri 15:11
今日は、私が理事長として経営再建に携わっている文理開成高校(千葉県鴨川市)の鈴木朝雄校長によるFacebookの投稿を紹介したいと思います。

文理開成高校の再生に当たり、教育方針をどうするか?が一番重要なことだったのですが、校長も私もこの方針にしようということですんなり合致しました。

「自ら考え、自ら行動し、自らの人生を切り拓く人間の育成」

私たちは学校の役割について、

生徒たちがより幸せな人生を送ることができるように、その準備を任されている場所

と考えています。

そして、一人一人の国民が幸せに生きている国こそ、最強の国家であると確信しています。

即ち、わが国をより良い国にしていくために欠かせない人財の育成にも繋がると考えているのです。

では、これからの時代に生きる生徒たちが、本当に幸せになるためには何が必要なのか?

私たちなりに考え、到達した答えが、この教育目標なのです。

「自ら考え、自ら行動し、自らの人生を切り拓く人間の育成」

これが意味するところを、世界的に著名な政治学者であり社会学者でもあるハンナ・アーレントがナチス最重要幹部の一人であり、ユダヤ人大量虐殺の首謀者でもあるアイヒマンを引き合いに語っていることを紹介しつつ、鈴木校長は考察しています。

どうぞじっくりお読みください。

(以下、鈴木朝雄校長のFacebook文理開成高校ページでの投稿)
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最近「ハンナ・アーレント」の話題をちらほら聞く。

代表作としての、『イェルサレムのアイヒマン』を忘れてはいけない。

アドルフ・アイヒマンというナチス親衛隊隊員の事について書かれた裁判記録です。

彼は、ドイツのナチス政権による「ユダヤ人問題の最終的解決」(ホロコースト)に関与し、数百万の人々を強制収容所へ移送するにあたって指揮的役割を担った。

彼は、戦時中ガス室によるユダヤ人虐殺に関し、「強いショックを受けたこと」や「正視できなかったこと」を強調しているが、裁判を通じてアイヒマンはドイツ政府によるユダヤ人迫害について「大変遺憾に思う」と述べたものの、自身の行為については「命令に従っただけ」だと主張した。この公判時にアイヒマンは「一人の死は悲劇だが、集団の死は統計上の数字に過ぎない」という言葉を残した。

ハンナ・アーレントは、アイヒマンを極悪人として描くのではなく、極普通の小心者で取るに足らない役人に過ぎなかったと描いた。

後に、ギュンター・アンデルスは「アイヒマン問題は過去の問題ではない。我々は誰でも等しくアイヒマンの後裔、少なくともアイヒマン的世界の後裔である。我々は機構の中で無抵抗かつ無責任に歯車のように機能してしまい、道徳的な力がその機構に対抗できず、誰もがアイヒマンになりえる可能性があるのだ。」と言っている。

ハンナ・アーレントは、誰もがアイヒマンになりえる可能性を示唆するに、
『与えられた「規則を従順に守らせる」ことだけを目的とし「なぜ?どうして?」と考えることは体制に対する批判である』
とした、ナチス体制が生み出した産物であり、それに対抗する手段として「考えることで、人間は強くなる」ととしている。

このことは、現代においても、初中教育現場において、「校則を守る事」が優先され、考える事をさせない、まさに第二のアイヒマンが生まれる地盤がそこにはあるのです。

私達は、「自ら考える」「自ら行動する」、アイヒマンの悲劇を繰り返さない、学校(文理開成高校)を作っています。
http://bunri-kaisei.com/schoolinfo.html

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